DETAIL

1990年 メルセデスベンツ 300SE(W126)/ディーラー車/生産終了モデル/
右ハンドル/4速AT/車検27年3月/実走行62,300km/
外装色:バローロレッド/内装色:マッシュルームベロア/
パワステ/パワーウインドウ/オートエアコン/ABS/フルパワーシート/電動調整ミラー(左)/クルーズコントロール/
15インチ純正アルミホイール/純正Technicsデッキ/オプションウッドコンソールボックス/
取説/記録簿11枚/新車時保証書/ヴィークルデータカード/サービスマップ/純正BOOKケース/
純正工具/スペアタイヤ/ジャッキ/スペアキー/メッキピカピカ!/無事故/

※ネオクラシックセレクション保証付き!
納車整備:http://www.garagecurrent.com/seibi/
ネオクラシック保証:http://www.garagecurrent.com/neoclassic/
☆過去の納車整備の模様をご覧いただくことができます。
http://www.garagecurrent.com/blog/archives/category/maintenance

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※第三者機関「AIS」(株式会社オートモビル・インスペクション・システム 車輌検査専門会社)による検査実施にて評価済み
http://www.ais-inc.jp/

ネオクラシックメルセデスの中でも、R107同様にファンの多いモデルが今回ご案内させていただくW126ではないでしょうか。
先代のW116に代わって1979年に登場したW126、若干サイズは小振りになったもののその堂々たるスタイリングや、
空力特性の向上に貢献した樹脂製バンパー、軽量化などにより、現代的な実用性も兼ね備えたモデルといえるでしょう。
現在でも、十分に通用する走行性能と快適性は、「最善か無か」をまさに具現化したメルセデスらしい質実剛健そのもの、
最後のモデルといえるかもしれません。

前オーナー様は、平成17年に入手されてから約8年に渡り大切に所有されていらっしゃいました。
当時のTechnicsの純正カセットデッキに、お気に入りのカセットを入れて音楽を楽しみながら
ドライブをされていたようです。
ETCすら装着されていないところを見ると、よほどオリジナルにこだわっていらしたことでしょう。
とても気に入っていらっしゃり、まだまだ乗り続ける予定で2か月前に車検を更新したばかりでしたが、
体調を崩されて入院を余儀なくされ、一度手放されることになり、お譲りいただいた次第でございます。
ぜひ次のオーナー様にも大切にお楽しみいただきたいと思わせる一台でございます。

外装は、大変お洒落なバローロレッド。
その名が示す通り、イタリアのバローロワインをモチーフに名付けられたカラーなのでしょう。
現車は、ワイン色というよりは、もう少し赤茶系のカラーですが、ソリッド故のこの渋い味わい。
色だけでも楽しむことが出来そうな素晴らしいカラーですね。
ウィンドウ周りに配されたメッキのパーツも実に状態よく保たれており、気になるくすみなどもございません。
ウィンカーやレンズ類もオレンジカラーのまま、ホイールも純正の15インチ、オリジナルを保ち“どノーマル”だからこそ
これだけのいい雰囲気が出せるわけです、クリアウィンカーや社外ホイールが入っているとこうはいきませんから。
非常に美しい状態を保ってきたこちらの一台、ぜひオススメさせていただきたいと思います。

内装は、マッシュルームと称される淡いベージュのベロアシート。
当時の、W126に設定されていたシート生地にはいくつか素材がありますが、もっとも座り心地、肌触りに優れているのは
このベロア素材のシートであることは間違いありません。
レザーには、見た目の豪華さはありますが、長時間の乗車では滑りやすさや通気性などで不満が残るかもしれません。
ベロアは、その肌触りの柔らかさはもちろん、滑りにくさ、そして通気性の良さも兼ね備え、見栄えもする素材です。
現車は、淡いベージュのマッシュルームと呼ばれるカラーでございますが、車内の印象は大変明るく清潔感を感じさせます。
また、シートのヘタリなども感じさせず、とても生産から23年が経過するモデルだとは思えません。
ウッドの割れなどもほぼ見受けられず、保管状態が良かったことがうかがい知れるところでしょう。
中古車の楽しみの一つは、このような状態の良い個体が、ポロっと見つかるところにもあるのではないでしょうか。
まさに一点物の出会いは、タイミング、ご縁があるかないかはあなた次第でしょうか(^^)

機関系は、定期的に認証工場で整備点検を施されており、快調な走りが楽しめます。
メルセデスのSクラスというと、重くて頑丈なボディーを大排気量のエンジンで無理やり加速させるなんて
イメージがあるかもしれませんが、この個体に乗るとそんなイメージとは無縁の小気味よい走りが前面に感じ取れます。
その所以は、比較的軽量な車体によるところが大きいでしょう。
車輌重量は1590kgと、W124の320Eの1560kgとの差はわずか30kgにとどまります。
さらに、W126の560SELはサンルーフ付きで1790kgとなりますから、その差はなんと200kg!
これだけ印象が違うのも納得できるわけですね。
さらに、この300SEの魅力は、軽快な乗り味だけではありません。
オーナーへの負担も軽快になっております(^^)
自動車税は、年額56,100円で560SELの96,800円に比べて4割以上も低く抑えられます。
さらに、560などV8エンジン搭載の車輌に比べて、部品代ももちろん、日々の油脂類のコストも抑えることが出来るのです。
例えば、エンジンオイルは2L、クーラントは5L、ATFだって1.5Lも1回の交換で差が出てくるんです。
確かに、560の強大なトルクと豪快な加速感は捨てがたいですが、永く126の良さを楽しむにあたっては、
ランニングコストも忘れてはいけません。
560では、奥様のお許しが出なくても、300だったらかなり現実的なお話ができそうですよね。
こんなことを書いていたら、私もちょっと相談してみようかなという気になってきました。
ぜひ、メルセデスがメルセデスらしかった質実剛健のこちらの一台、ご検討くださいませ。

M103型 水冷直列6気筒 SOHC 2,960ccエンジン
最高出力 185ps/5700rpm
最大トルク 26.5kgm/4400rpm
許容最高回転数 6200rpm

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どうせ乗るなら、憧れの一台を手に入れてください。

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