DETAIL

2001年 ポルシェ911(996) GT3クラブスポーツ/ディーラー車/生産終了モデル/限定車(国内正規189台)/
2オーナー/車検2年付き/実走行:21,800km/左ハンドル/6速MT/ガレージ保管/
外装色:ビアリッツホワイト/内装色:ブラック/
パワステ/パワーウィンドウ/エアコン/ALPINE CDデッキ/純正キーレス/HID(キセノン)/ETC/
YUPITERUレーダー/SCHROTH 5点式ハーネス(運転席)/
取説/記録簿/新車時保証書/純正BOOKケース/スペアキー/消火器/パンク修理キット/修復歴無し/
※03年モデルからの後期GT3はカタログ掲載モデルで限定車ではありませんでした。

☆GT3専用装備☆
M96/76エンジン 360ps
4podモノブロックキャリパーブレーキ
ロールケージ
サスペンション(スプリング、ショック、スタビ)
フロントバンパー(CUP用バンパーへ変更済み)
サイドスカート
メーター
サイドブレーキノブ
LSD

☆変更箇所☆
RECARO RS-Gバケットシート(運転席、助手席)
BBS DTM18インチアルミ
ショートシフターKIT(純正保管あり)
アルミペダル(i-mec)
MOMOステアリング
Rangeチタンマフラー(純正保管あり)
ステンレスタコ足(純正保管あり)
PAGIDレーシングブレーキパッド(純正保管あり)
910カーボンリアフード&ウィングセット
カーボンミラー(純正保管あり)
カーボンリップスポイラー(純正保管あり)

最高に状態の良い996GT3、オーナー様より直接買い取りにて入庫いたしました!

超低走行というわけではございませんが、傷一つないボディーは、
フロントガラス交換、バンパーとボンネットの飛び石補修以外は、
フェンダー、ドア、クオーターパネルと加修歴は一切なし!
(もちろん車輌保険で仕上がりも抜群です。)
もう10年が経過しようとしている個体で、こんな状況まずあり得ません。
驚くばかりのコンディションです。
本当に傷一つないんです!

それもそのはず、前オーナー様は、やっと慣らしが終わるかなといった、1オーナーの個体を
入手してから約8年に渡り、ご自宅のガレージにて大切に保管、維持していらっしゃいました。
当初はサーキットでの使用も視野に入れていたそうですが、もっぱら週末の夜にアクアラインなど高速道路を
気持ちよく走ってくるという使い方がメインとなり、結局一度もサーキット走行をすることはなく、現在に至っております。
今回は、車検を機に、一度は乗ってみたかったというライトウェイトスーパースポーツ“LOTUS”への
お乗り換えをなさるとのことで、「次のオーナー様にも大切にしていただけるようなお店に」とのことで
弊社にご依頼をいただいた次第です。

前オーナー様の車へのこだわり、愛情は非常に深いものがあり、ご自宅1階のガレージはまるで新築のような美しさ。
フロアのタイルにはオイル染みや汚れなども一切なく、ツールやコンプレッサー等が整然と揃えられ、
車好きには夢のような空間でした。
しかも、趣味の多彩なオーナー様は、ハーレー、ドゥカティ、そしてサーフィンまで、
乗り物はなんでも大好きとのことで、これまたこだわりの逸品たちが並んでおりました。
オーナー様に許可をいただき、数枚ですが保管されていたガレージの写真を撮影させていただきましたので、
ご購入前提のお客様に限り、ぜひその状況をご覧いただければと思います。
きっと、この車なら安心だな!と納得していただけるはずです。

993までのRSを引き継ぐ位置づけとなり、996よりラインナップされたGT3には、
ストリート、クラブスポーツ、CUPと様々なバージョンが存在しています。
現実的に公道でも一般走行が可能なのはストリートとクラブスポーツでしょう。
CUPは、ちょっと硬派すぎてサーキットユース以外は厳しいですね。

そんなわけで、この996GT3は、2000年モデルから限定販売として約1400台を売り切りますが、
あまりの評判に01モデルとして追加生産が500台ほどされたようです。
それでも日本に正規輸入されたものは僅かに189台と非常に少なく、現在市場でも人気の高いモデルです。

実際に、通常のカレラに使用されているM96/01型の水冷ユニットとは異なり、GT3に用意されるM96/76型ユニットは、
964の時代から引き継いだM64型をベースとしたクランクケースを使用しているのです。

車輌を下から覗きこめば、私たちには見慣れた空冷エンジンのお腹が見えるってわけです。
で、ドライサンプ方式も964よろしく別体式のオイルタンクを擁するもの。
なんかこういうのを聞いているとそれだけでもワクワクしてきますね。
水冷になってから、空冷のフィーリングが損なわれてしまったとお嘆きの諸兄も多いですが、
ことGT3に限っては、決してそれは当てはまらないのではないかと思います。

あくまで感覚的にですが、
「サーキットでも街中でも油温計を気にすることなく走れる964RS」
とでも言いましょうか(^^)

いかにもなエアロパーツに、足回りのセッティングとブレーキ、そして車内に張り巡らされたロールケージ、
チタン製のコンロッドに軽量鍛造ピストンなどが組み込まれたエンジン、しかもエアコン、パワステ標準装備。
究極のお遊び車ではないかと思われるこちらの一台、私は、ぜひとも皆様にお試しいただきたい!
空冷にこだわる方にも、ポルシェ初めての方にも、どんな方にもお楽しみいただけることは間違いありません。
ただし、それなりの技術は要しますね、きっと。

外装は、もう驚くばかり、本当にきれいです。
お客様のご自宅から弊社まで積載車にて移動して、そのままショールームに入れました。
洗車や仕上げなど全くしていません。
どうぞご来店いただき、「そこまで言う個体とはどんなもんじゃい?」とご覧くださいませ。
現時点では飛び石すら全くございません。
カーボンリップには傷、欠けありますが、これはこの車高故仕方ありません。
ですが、トランクフロアなどの擦り傷は全くなしです!
本当に信じられないコンディションです。

内装は、もうご想像にお任せします。
言わなくても、前オーナー様のお人柄でしょう。
これだけの状態を長年維持できるということは、並大抵のことではないです。
まあ、やらないですけど、フロアに寝転んでも汚れないですよ(^^)
それくらいきれいってことです。

機関系は、絶好調。
速い、止まる、軽い、面白い、カッコイイ、いい音してる、サイコー、男の乗り物、公道を走るおもちゃ。
この車への表現は幾らでも出てきます。
現時点では一切不具合ありません。
テスト走行では、7000+αまで軽々と一気に吹けあがりました。
ブレーキはレーシングパッドを装着しているので少々鳴きますが、気になる方は純正も保管してありますのでご自由にどうぞ。

※6000〜7000rpm付近はこのエンジンのチェックポイントです。
前期型のシビアなエンジンはここがキモ。
荒い乗り方をされてきた個体は バルブが曲がっている可能性があるのです。

M96/76型 水平対向6気筒DOHC24バルブ 水冷3600ccエンジン搭載
最高出力: 360ps/7200rpm(300/6800)
最大トルク: 37.7kgm/5000rpm (35.7/4600)
最高速度: 302km/h(280km/h)
0-100km/h加速: 4.8s(5.2)
圧縮比: 11.7:1(11.3:1)
最高許容回転数: 7800rpm(7300)
※( )内は前期型3.4カレラ

新車時参考車輌本体価格 1290万円

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