DETAIL

1992年 メルセデスベンツ 500E(W124)/ディーラー車(ヤナセ物)/生産終了モデル/
車検23年12月/走行31,500km/左ハンドル/
外装色:ブルーブラック/内装色:ブラックレザー/ウォールナットウッドパネル/
パワステ/パワーウインドウ/エアコン/サンルーフ/ABS/ASR/エアバッグ(運転席、助手席)/
メモリー付きパワーシート(運転席、助手席)/シートヒーター(運転席、助手席)/電動調整ドアミラー(右)/
取説/記録簿/純正BOOKケース/スペアタイヤ/純正工具/ジャッキ/
ポルシェファクトリー生産車/無事故/フルオリジナル/前オーナー様ガレージ保管/
※ネオクラシックセレクション保証付き!

ネオクラシックの代表格“W124”の中でも最高峰となるモデルが、今回ご紹介させていただく500Eでございます。
お金のかかった造り込みで評価の高い前期型92モデル、マニアならずとも車好きであれば
一度はご賞味いただきたい一台であります。

まずはその大きく張り出したフェンダーの造形。
単なるデザインではなく、足回りの配置から必然的に生まれたラインです。
4ドアセダンらしからぬ押し出しの強いただならぬ印象に満ち溢れております。

そして、W124のラインナップの中では400と500のみに与えられたM119のV8エンジン。
R129で採用されたV8エンジンを、ミディアムボディーに搭載し非常にパワフルな走りが可能です。
特に500Eに関しては、足回りもR129の物を使用することで、よりレベルの高い走りが可能となっております。

この119エンジンは前期と後期でいろいろと変更がなされております。
すぐに気が付く部分では、ベルトの幅でしょうか。
前期は8リブでぶっといベルトなのですが、後期には6リブになりかなり細い印象を受けます。
まあ、細いと言っても一般的な車輌はほとんど6リブですので機能的には何の支障もありません。
逆を言えば、メルセデスがそれだけオーバースペックの車造りをしていた証と言うことでしょう。

それから、これは一度エンジンを開けてみないと分かりませんが(^^)b、前期はクローズドデッキ、
後期はオープンデッキとなっています。
クローズドデッキでブロックを鋳造する場合、オイルや水の通り道を作るために、中空部分を作る必要があり、
手間とコストがかかりますが、その部分を簡略化したものがオープンデッキのブロックです。
コストは抑えられますが、耐久性などはクローズドデッキには及びません。
ちなみに、6リッターのチューンドエンジンはクローズドのブロックを使用していますよ(^^)b

おっと、なんだかとても長くなりそうなのでこの辺で現車のご紹介をさせていただきましょう。

外装は、やはり500と言ったらブルーブラックでしょう。
通称「ブルブラ」です、ぶるぶら。
腰下のサッコパネルや前後バンパーは、グレーが設定され、
いかにも当時の高級車という体で、ツートーンのカラーリングです。
このツートーンカラーのおかげで、より下半身ががっしりと大きく、
安定した印象を与えてくれますよね。
そうそう、ボディーには特に傷らしい傷はほぼありません。
メッキの焼けなどもありませんし、まだまだ黒光りしてます。
そろそろ20年が経過しようとするモデルが、このコンディションを維持しているなんて、
もう奇跡としか言いようがありません。

内装は、落ち着きと高級感の感じられるブラックレザー。
シンプルなインテリアには、このモデルがもつポテンシャルの高さを
誇らしげに表現するような部分は全くと言ってよいほどありません。
しかし、そこがこの車がここまで愛される所以でもあるのですね。
羊の皮をかぶった狼ってやつを好きなんですよね、みなさん(^^)
シートのスレ、ヘタリなどもございませんし、ステアリングやシフトノブの
使用感も感じられない状態です。
車内のニオイ、汚れもなし、快適なハイスピードドライブをお楽しみください。

機関系は、すこぶる快調でございます。
振動など微塵も感じさせないアイドリングから、
アクセルを踏み込んでいくと、静かな唸りとともに徐々に加速していきます。
トルクに溢れるエンジンは、どの速度域からでも瞬時に安全な加速が可能。
これぞ高級ドライビングセダンにふさわしいドライバビリティー♪
しかし、それだけで終わってはここまで伝説的に語り継がれる車にはなるはずもありません。
アクセルを床まで踏みつけると、50kgmのビッグトルクで強烈な加速をお約束!
さらにはDOHCのV8らしい快音を響かせながら5000rpmオーバーまで
一気に吹け上がり、そこには至上の世界が待っているのです。
それが体感できるのもヘルシーな機関を維持している上質な個体だけですよ。
どうぞご賞味あれ。

M119 水冷V型8気筒 4973cc DOHCエンジン

最高出力 330ps/5700rpm
最大トルク 50kgm/3900rpm

新車時参考ディーラー価格 1550万円

いまや伝説になりつつある名車、メルセデスベンツ124・・・
その贅沢な造りは、持ち続け、走り続けることによりその真価を深く理解できます。
本当に贅沢なモノを永く大切に使っていきたいあなたへ、贅沢な本物を。

☆500Eを選ぶなら迷わず92年モデル☆

なぜ、92年モデル(ポルシェファクトリー)なのか?
それは、ブレンボキャリパーや330psエンジン、
そして生産工程の一部をポルシェが担当などなど、
車好きにはたまらないおいしいディテールが満載だからに他なりません!

ドライブフィールも明らかに後期モデルとは異なる、
重厚感と全てが機械的なフィーリング、まるで
スポーツカーのような俊敏さ、これが5リッターV8を積んだセダンなのかと・・・。

そう、究極のエンスー向けスポーツセダンに酔いしれて下さい。

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走行少ない