DETAIL

ミディアムクラスからEクラスへと名称が変わりE320Tステーションワゴンとなりました。

もちろん名称は変わりましたがW124ミディアムクラスから受け継がれている物はそのまま継承しておりますのでご安心ください。

こちらの個体は珍しいアルマンダインレッドのエクステリアに身を纏い、インテリアはメルセデスらしいブラックレザー。
オリジナルを維持した純正15インチホイールやオプションのサンルーフ。
このモデルでしか味わう事が出来ない7人乗りのトランクスペースにある、3列目のシートなど魅力も多数です。

機能美と言えるインテリアは必要なもののみを整然と並べ、綺麗なウッドパネルが高級感を演出しております。
正しくこれぞドイツ車と言えるインテリア。
メーターの配置もメルセデスらしい美しい配置です。

座面の少し大きめなシートもドライバーを優しく包み込んでくれ、レザーもしっかりしたものが使われているので、長距離も疲れ知らずのシートに仕上がっています。

エンジンは3.2LDOHCのストレートシックスで、スムーズに回るエンジンは振動も少なく、長距離で安心して走れ、このスムーズさがV6エンジンが主流となったその後のモデルでは味わう事の出来ない感覚です。

特筆した性能に頼らず、メルセデスらしい高速時の安定性やフラットな乗り味が魅力なW124は現在もなお人気が高く、これからもさらに人気は上がっていく事でしょう。

現在のメルセデスを語る上でもW124は絶対に外せないモデルと言える程完成度が高く、完成度が高いゆえに今なお魅力的であると感じます。

飾り気は無いが、メルセデスの車作りをしっかりと感じ取れる一台である事に間違いありません。